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10/27レイフ・オヴェ・アンスネスピアノリサイタル@オペラシティ

確か去年も来日してたんですけど、行けなかったのですよね。
アンスネスのリサイタル。

ということで楽しみに行ってきましたよ。

演目は
ヤナーチェク:霧の中で 
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ドビュッシー:前奏曲集より
         ビーノの門 (第2集より第3曲)
         西風の見たもの (第1集より第7曲)
         ヒースの茂る荒地 (第2集より第5曲)
         とだえたセレナード (第1集より第9曲)
         オンディーヌ (第2集より第8曲)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」

アンコールが
ドビュッシー:前奏曲集より アナカプリの丘(第1集5番)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番より 第3楽章・第4楽章
スカルラッティ:ソナタK.492 ニ長調

でした。





・すごく柔らかい音色にびっくりしました。
今回の目的は、ベートーヴェンの月光。
この曲好きなんですよね~。
オペラシティでピアノリサイタルを聴く機会は今回で三回目なんですが、
前にも月光はこのホールで聴いたなぁなんて思っていたんですが、
なんというか、第三楽章は早いし、激しい感じがするので一様にそういう風に弾くピアニストが多かったように思うんです。
が、アンスネスのピアノはなんでこんなに音が丸っこい?って表現変ですかね。
高い音でも突き抜けるような感じがないんですよね。
うーん、ピアノってやっぱり弾く人によってこんなに印象変わるのね。
ということを改めて思ったりしました。

・ドビュッシーが似合う
こういう柔らかい音色にドビュッシーの曲はとっても似合うなぁというか。
本当にうっとりしてしまって。
キラキラとした感じもいいんですけど。
毛布に包まれてるような感触もいいなぁという感じ。

・アンコールのピアノソナタの13番にちょっと泣きそうになってしまった。
この曲大好きなんですよー。
前に他のピアニストのリサイタルでも聴きましたが、やっぱりこの曲はこういう柔らかい音で聴きたい。
聴いてる途中で思わず出てきそうになった涙と鼻水に焦ってる人がいたなぁと思ったらきっとそれは私です(笑)

CDで聴くのよりもずっといいなぁと久しぶりに思ったピアニストでした。
うん、アンスネスのCDもそこまでいろいろ聴いたわけではないのでちょっと探してみようかな。
と思った一夜でした。

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by rui-hadsuki | 2008-10-29 12:23 | music〜classic | Comments(2)
Commented by いくら at 2008-11-16 11:11 x
mixiのいくらです。ブログに初おじゃまします。

月光ソナタ自分も好きなんです。特に第一楽章。
ピアノソナタで1番最初にハマった曲です。
第三楽章は早くて尖った感じですが、丸っこいのは聴いたことないですね。聴き比べするのも面白いです。
そこはテンポ早すぎだろー、とかもっとじっくり弾けーとか同じ曲でも自分に合った演奏を見つけるのが楽しいんです。(おれだけか?)

rui-hadsukiさんのブログ拝見しまして、自分と趣味が合っているの多いのでこれからちょくちょくおじゃまさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
Commented by rui-hadsuki at 2008-11-17 16:43
いくらさん
いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます!
私もCDの聴き比べをするのは好きで、何枚も聴いては自分なりのベスト盤を見つけるのが好きですよ。
一般的にはいいと言われている物でも実際に聴いてみるとなんとなくしっくりこなかったりするものもありますよね~。
月光ソナタはいろいろ聴いた中ではペダルの使い方が上手と言われているイヴァン・モラヴェッツが好きです。もし聴く機会があったら是非聴いてみてください。

更新は気まぐれでのろのろですが、また遊びに来てください~♪
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