『叫』を観る

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黒沢清第1弾。
黒沢清の『叫』を見る。
うーん。
黒沢清の映画って、ホラーというより、なんか観ていてかっこいいんですよね。
ネタバレありです。





・埋立地で起こった海水による殺人。
地震が頻繁に起こって、そのために海水がしみ出て液状化した地盤。
なんだかこれだけでも充分現実味離れしているのに、その海水を使った連続殺人。
なんだけど、同じ手口を使っただけで、犯人は全員違う人物だった。
そこで現れる謎の赤い服の女。
葉月里緒奈がやってますが、これが怖いのなんの。
瞬きをせずにあのでっかい真っ黒な瞳で見つめられたらひるみます。
同じ時間だけ瞬きしないように頑張ってみたけど、できませんでした。

・登場人物もなんか現実離れしてるんですよね。
手漕ぎ?の船を運転してるのは加瀬亮。
なんで?こんな若いあんちゃんがこんな場末感が漂うところにいるのか?とか
精神科医のオダギリジョーも、ずっと年上の役所さんを「君」と呼ぶ。
なんか変。
でも変なのがいいんでしょうね。
だって映画なんだもの。
エンターテイメントじゃなくちゃ。

気に入ってる場所
・幽霊のいた廃屋。
・警察署の異様な雰囲気。あれって倉庫、もしくはライン式の車の工場みたいですよ。
・精神科の病院。テラスでカウンセリングなんて粋なことしますね。
・主人公の役所さんの部屋。あの緑色っぽい壁の色といい、備え付けのオイルヒーターといい。なんかセンスがいいんですよね。

と言う感じで、ストーリーとしては特になにか凝った展開があるとか、そういうことは特にはなかったんですが、
見ていて楽しめる映画でした。
ただ、リアルさみたいなものを求める人には向かない作品なのかなぁとも思いました。

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by rui-hadsuki | 2008-07-08 23:27 | movie
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