えー、今日も朝急いでコンビニ寄って電車の中で読んでまいりました。
うーん、なんか助走が長い感じですな。 扉絵 千秋がなんかいつかのジャンのポスターみたいです。 タイが外れてて、一輪の薔薇を持ってます。 煽りは 間に合うのなら 渡せなかった花が 咲いてるうちに… なんか最近所長の絵がどんどん変わってきてるなと思うのは私だけでしょうか。 千秋の顎が前よりもずっとシャープになってます。 今回の扉絵もモノクロですが、カラーの方が良かったな〜とか、 この薔薇絶対深紅の薔薇ですね。なんて思ったり。 ということで以下ネタバレです。 ・のだめが行方不明です。 リュカが初見のデュマ先生からのだめが病欠ということをききます。 (原因不明の大した事ない病気ってなんじゃそりゃー!って感じですが。一皮剥ける前の産みの苦しみって病気って感じでしょうか) ターニャやフランクにきいてものだめの居所はわかりません。 「今頃ひとりで倒れてたらどうすんのさ!!」と本気で心配するリュカ。 まぁー、うん、のだめだし、心配しますよね。 アパルトマンに残ってるユンロンに確認。 部屋にいないみたい、とのことで今度はムッシューの所。 やっぱ行く所はひとつだろ、なんてムッシューから今度は千秋へ電話します。 千秋はまだヴィエラ先生についてイタリアです。 そして「あの日」からのだめがいなくなったことを知ります。 ・一方のだめ のだめの弾く協奏曲はショパンです。 ショパンのピアノ協奏曲第1番。 う〜ん。この曲いいんですよね〜。 なんというか、まぁ、ショパンらしいというか、ロマンティックですよね。 っていうかショパンを持ってくるとは意外でした。 まぁ、千秋と一緒に旅したショパンのソナタ3番を考えれば、なんか繋がるのかな〜という予想もできましたが。 のだめの練習を眺めているのはオリバーとエリーゼ。 「第3楽章… 今は初見で弾いてるのにやるじゃないあの子」 とエリーゼものだめのピアノをそれとなく認めてますね。 が 「どっかで見たことない? どこだっけ…」 エリーゼはのだめのことを覚えていないようですね。 まぁ、そうか。のだめがピアノを弾く事すら彼女は知らないんですからね、一致しなくてもおかしくはないでしょう。 ・千秋ののだめ大捜索作戦。 といっても、彼もイタリアから離れられませんからね。 電話攻撃なんですが。 まず峰くん。 なんか峰くんに一番に電話してるあたりなんかやっぱり親友なんですかねぇ、なんてちょっと思ったり。 裏軒にて隣には帰国している清良が居ます。何食べてるんだろう。 のだめが行方不明という峰くんの単語に反応して清良が千秋君喧嘩でもした!?とちょっと楽しそうな二人に「もういい!」と電話を切ります。 次はのだめの実家へ。 日本でのコンクールの後のだめが実家へ帰った事が頭にあるのかなと。 久々ですな〜野田家登場。 特に連絡がないけど、どうしたの?というヨーコの問いに、 「いえっ このあいだは海苔を沢山ありがとうございました こんぶもお米も…美味しかったです」 と律儀にお礼を言う辺りなんか千秋だなぁと。 っつーか夫だな、正に(笑) そして辰男登場。 「元気しとっとか 息子よ(はあと)」 千秋は無言…。つーか、彼女のとーちゃんがこんなんでなんつーか、千秋は恵まれとりますな。 逆に電話がかかって来たのは真澄ちゃんから。 「わたし のだめとはチャット仲間ですのよ!!」 「えっ そうなの!?」 と光明が射したか!と思いきや…。 「今年の「オケツ占い」でみる恋愛運と彼のケツでみる総合運とか」って どんな占いやねん!!!!! ということで、のだめの居場所は誰にもわかりませんでした。 今回オペラの合唱の指揮を千秋に…とのことだったらしいのですが、結局流れてしまった模様。 ジャンは結構能天気ですが、ゆうこさんはちょっと後ろ髪ひかれるような感じで気にしてますね。 小さく描かれた表情を見せずに俯く千秋がちょっと哀愁漂うとも違う、なんか切なさ通り越しましたね。 ・昔の恋 のだめにとって千秋はもう過去のものになってしまったんでしょうか。 いや、そんなこたーないとは思うんですけどね。 この協奏曲、ショパンがワルシャワを出る時の旅立ちの曲なんですよね。 そしてショパンは二度と祖国ポーランドの土を踏む事なく死にます。 そういった事を踏まえると、もう振り返らないという意味も含まれて、うーむ、どうなることやら…とも思いますが、音楽に対する迷いを断ち切るという意味ではいいのかもしれないですね。 「浪漫的」で「静穏」「なかば憂鬱な気持ち」と「美しい月明かりの夜」「楽しい無数の追憶」 とショパンがこの曲について友人へあてた手紙をミルヒーが読みます。 月…。 千秋との出会った夜、音楽祭でバルトークの譜読みをいていた夜。マングースになった学園祭で一人おでんを食べる夜。 そして千秋と一緒に家まで帰った帰り道には満月が。 そんな事を思い出して「昔の恋」と表現します。 「ああ あったねボクにも そんな頃」 なんて、ミルヒーも言ってます。 そして学校で教わってる先生は誰?というミルヒーの問いにオクレール先生と答えると、ミルヒーの背後に渦巻くものあり。 うーん、なんかこの渦、意味ありげなんですよね。 なんかヴィエラ許せません!と言ってたのとはまた違う様な気もするし。 ミルヒーが頭が上がらない人物なのか、うーん、なんかオクレール先生の若い頃ってどんなだったんだろう、すごく興味あります。 ・そしてコンヴァトでは。 オクレール先生がのだめが学校を休んでる理由について 「アレかなぁ。でもなぁ、アレだとしたら…どうしてここに来ないんだ?」 と言ってます。 アレって…。やっぱ千秋とRuiの共演の件でしょうね。 助けを求めてくると思ったんだろうけれど…。 うーむ、いや、違うのか? ・そしてイギリス・ロンドン ビッグベン。 飛行機の中で「恋のGカップ」を歌うミルヒー。 なんか懐かしいな。 そしてリハーサルです。 っていうかミルヒーって73歳なのね。 いやー、もうそんな年か…ってそうですよね。 そしてチャーミングにのだめを紹介します。 巨匠のエロ心の関係?でもあれって中学生じゃ…とかそんな会話が飛び交う中演奏は始まります。 オケのみんなの顔を見る限りだと、のだめの演奏はなんかいいのか悪いのか… うーみゅ、微妙ですね。 私はびっくらしてるということで、「いい」という方向で受け取っているんですが。 が、しかし、打ち合わせと変えたいとのだめがミルヒーに言います。 のだめの協奏曲、どうなるんですかね〜。 うーん、絶賛されるかはともかく千秋にはこののだめの旅立ちを聴いてほしいとは思うんですが。 ・今後の展開予想 というか、エリーゼが千秋に連絡したりするかもしれないですね。 なんかそういう感じの伏線が今回ありましたし。 後は、巨匠のコンチェルトですから、オクレール先生の耳にもその件は届くと思うんですが、どう対処されるんでしょうか。 そして誰がのだめの演奏を耳にするのか。 まぁ、ロンドンに誰がいるって予想もつかないんですけが。 なんとなくここで雅之さん登場〜とか征子さん登場〜とかそういうのがなんとなくでいいからあってほしい。 折角ミルヒーと共演できる最初で最後のチャンスかもしれないのに、のだめに近しい人が誰もきいてくれないっていうのは寂しいですからね。 私は正直なところ、連載終了までまだ時間があるのであれば、本当に二人が別れて別の道を行くっていう選択もできると思うんです。 が、連載ももうすぐ終わるということを考えるとそれはないんだろうな、と。 となるとどうこの風呂敷畳むんですか?っていうのがすごく気になるのですが…。 ・薔薇が散る前に… 千秋はのだめのコンチェルトを聴けるのでしょうか。 私は聴けるに一票。なんか聴かないとストーリーが進まない様な気がします。 そして作中では千秋とのだめが共演することになっても、もう詳しくは描かれないんじゃないか とも思ってます。 なんか今スプラッシュマウンテンのあー、落ちる落ちる落ちる〜って感じの丁度その頂点いいるような気がします。 いつ物語が落ちるのか、うーん、どうなるんでしょうね〜。 うーん、のだめの考えてる事がイマイチまだ私にはわからんとです。 というか、のだめは恵まれてますよ。 千秋のことはとりあえず置いておきまして。 のだめを心配して、そして支えてくれてる人がこんなにいるんだぞ、みたいなのが千秋の電話でわかったような気がして。 それこそ一人でいじけてんじゃないですよ、って背中を叩いてやりたくなりました。 ↑ 来月までまた一ヶ月待ちぼうけ。ショパンの協奏曲を聴いて気長に待ちます。 因にベタですが、ショパンのコンチェルトはアルゲリッチが好きです。 そんな私にクリックお願いします。
by rui-hadsuki
| 2008-07-10 22:51
| books〜のだめ雑記
|
Comments(10)
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うみ
at 2008-07-11 07:52
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おはようございます!
更新されるのをお待ちしていました♪ わたしも読みましたーー!! 扉絵の、、、、 薔薇一輪持った憂い顔の真一くんがかっこいいし、のだめ情報を求めあちこち電話かけまくりの真一君かわいいし、行き先も告げずって、自分もやってたじゃん~と悶々々と悶えまくりでした。 また1ヶ月が待ち遠しいです。。。
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こんにちは。
単行本派の私ですが、更新楽しみにしてます。 21巻は8月11日発売ですね。 因みにややマニアックですが、ショパンのコンチェルトはポリーニのが好きです。 1960年、若干18歳でショパンコンクールに優勝した直後に録音されたものです。 直後にポリーニは音楽シーンから完全に姿を消し(のだめのように?)、 1968年により深化した姿で衝撃の再デビューを果たすのですが、 この60年の演奏も、若さと勢いがあり見事に完成しています。
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rui-hadsuki at 2008-07-11 20:37
うみさん
こんばんわ。 薔薇を持った真一君は是非カラーで見たかった…と思ったのはきっと私だけではないはず!と思ってました。 千秋はのだめの協奏曲聴けるといいですね〜。 ほんと、千秋ははっきり言葉で思っていることを伝えないとだめですよね。そうじゃないと征子さんの言う通り、離れて行っちゃうわよ!と思ったりもしました。 これから一ヶ月私ものだめの演奏が成功する事を祈って待ちます。
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rui-hadsuki at 2008-07-11 20:52
木曽さん
こんばんわ。 ポリーニですか。 私ポリーニは大好きで、好きなピアニストの五本の指に入ってます。 もちろんショパンのコンチェルトも持ってますよ〜。 いつ頃弾いたものかということまでは知らなかったのでとっても参考になります。 ショパンってなんでしょうか、ラフマニノフまでとは言わずうねうねしてるって言い方変かもしれないですが、そんなイメージなんですよ。(なんだかわかりにくいですね) ポリーニの演奏にはあんまりそれが感じられないので、それもそれで珍しい演奏ですよね。 若い年齢で弾かれるコンチェルト1番は正にショパン自身が弾いたのと同じで、飛翔、旅立ち、そんな感じがしますね〜。 ポリーニのショパンはバラードが結構好きです。 あんまり甘くないバラードという感じがするので。 一般的にはあんまり人気なさそうなんですが…。
・・自分は静岡県駿東郡在 住 先月40歳になりました。
現在は建築現場監督してますが・18歳時、交通事故にて脳挫傷で1ヶ月意識不 明・・ 人からは分かりにくい障害持ち奇跡の復帰!しかし.社会に出て絶えない苦 労ですが、楽観主義で闘ってます! よかったら自分のブログも事故発生の始めから読んでやって下さい
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rui-hadsuki at 2008-07-17 22:34
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at 2008-07-21 16:16
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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rui-hadsuki at 2008-07-28 21:29
奥村さん
いらっしゃいませ。お返事遅くなりました。 娘さんが「子犬のワルツ」をまた弾くようになってよかったですね。 何かに影響されて弾くということは私もよくあります。 のだめに登場した曲でノクターンの二番とかは結構おお〜と思って何かにつけて弾いてみたりとかもしました(調律師の人みたいにロマンティックに弾けたかはわかりませんが…) のだめの進化は確かに「王道」であってほしい、と私も思ってます。 「ピアノの森」も連載再開しないかなぁと毎週モーニングをチェックしたりしてます。
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at 2008-07-31 20:54
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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rui-hadsuki at 2008-07-31 22:42
奥村さま
コメントありがとうございます。 >ミスってしまい、どうかブログに載らないでほしい。 ええと、もしかして私のコメントの返信に問題あったでしょうか? もし問題があるようでしたら削除致しますので遠慮なくおっしゃってください。 >フルート演奏がすばらしく どんな演奏でも自分が感動したものが一番だと私は思いますよ! クラシックコンサートでもメインの交響曲よりも序曲の方がよかった…なんていうことがあってもよいと思ってますので。 >みやまコンセール HPを観た限りだとメインのホールもそうですが、野外音楽堂とかがとっても素敵ですね。ここで夏の夜にリラックスして聴くコンサートとかとても気持ちよいでしょうね〜。 海外ではそういった野外でのクラシックコンサートも開催されてるようですが、日本だとあまりきいたことがないんですよね。 もし機会があれば是非足を運んでみたいです。
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