ブルーノ=レオナルド・ゲルバー@オペラシティ

今夜は〜ベートーヴェンナイツ〜♪
って変な歌を(心の中で)口ずさみながら行ってきました。
オペラシティ。

「月光」が好きで(第3楽章が特に)その中でも、CDを聴き比べて耳に残ったものの一つがゲルバーの録音でした。
今回は全部ベートーヴェン、しかも表題付きの有名所ばっかり。
ということで、行ってきました。

曲目
ベートーヴェン
ピアノソナタ第14番「月光」
ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノソナタ第8番「悲愴」
ピアノソナタ第23番「熱情」
アンコール なし。




・やっぱりベートーヴェンって熱情というか、激情というのか。
なんだかすごく深い心の描写があるなぁ、となんとなく聴いていて思ったりしました。
ただ哀しいとか、寂しいとか、孤独だとか、なんかそんな言葉には置き換えづらいなにかを感じました。

・強音から弱音への流れが溶け込むように自然で、それにちょっと気が遠くなりました。
ワルトシュタイン(←何故かこの曲聴くといつも寝てしまう…、今日もちょっとうとうとしてしまった…)もそうだし、熱情もそうだし、強い音が響いている中から弱音がすーっと現れてくるっていうんでしょうか、そういうのにちょっとぞくっとしました。

・これって好みの問題なのかもしれませんが、音が濁る(曇る?)感じって苦手なんですよ。
「この曲はこういう解釈だから、こう弾く」とか、
そういう専門的な勉強はまーったくしていない素人なんで、こんなこと言うのもなんなんですが、
でもやっぱり音の好き嫌いの好みはあって。
ピアニストも年を経るにつれて解釈が変わる方もいますし、いつと比べてどうとか、そういうのは一概には言えないのだろうとは思うんですが。
(今録音聴き返してみると、あんまり変わってないようにも感じました。鍵盤壊れるんじゃないかえと思うくらいの強打って感じがしますね、熱情とか)
私の音色?の好みだと、ワイセンベルクやポリーニみたいな(個人的主観ですが)ペダルによる濁りをあんまり感じさせない様な感じの音が好きだったりします。
ワイセンベルクが"クリスタルクリアー"と言われたように、ねばっこい感じの音よりも、硬質な硬い音の方が好きというか。
そういう意味では彼の演奏は、あんまり肌に合わないのです。

・月光の第3楽章が大好きなんです。
ちなみにたまたまワイセンベルクのベートーヴェンのピアノソナタを聴く機会があって、
「月光」の第3楽章が好きでひたすら集めまくっては聴いていた私としては、
ものすごーく期待したんです。
あの硬質な音でどうやって弾くんだー!と。
なんですが、なんか期待と違っていたというか…。
あれ、確かに硬質なんだけど、なんか…なんか違う!
うーん。
だとベートーヴェンってどういうのが一番好きなんだろう…。
と模索しながらコンサートにきたわけなんです。
コンサートの感想になってないですな。
あんまりうまくまとまらないのですが、私の好みではなかったのですが、良いコンサートだったと思います。
ベートーヴェンの曲に感じるのはどっちかというと水というより火というか。
「月光」にでさえそんな雰囲気を感じてしまう。
そんなことを思った数時間でした。

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by rui-hadsuki | 2008-05-30 01:13 | music〜classic
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