『UNloved』を観る

b0065128_10485135.jpg『UNloved』を観る。
万田邦敏つながりで、劇場で『接吻』を観た後に上映してたので観てきました。
いやー、ずっしりと重い作品でした。
ネタバレあります。



・いやー、これって正直辛いっす。
二人の男と一人の女。
女は変化を嫌う。
一人の男は女を変えようとし、もう一人の男は自分が変わることを女から戒められる。
うーん。辛いっすよ。これ。

・「このままがいいの、このままが幸せなの」
そりゃそうかもしれないけれど、それを人に押し付けちゃいかんよ。
自分の主義主張は大事だけれど、一人で生きていくにはいいけれど、二人で生きていくためにはそれはあまりにも無謀だ。
お互いに歩み寄るか、もしくは、自分の言う事をきく人としか一緒に暮らせない。
「君は誰からも愛されない人だよ」
うーん。極論言っちゃえばそうかもしれん。
確かにね、彼女の言ってることは決して間違ってはいないんだろうけれど、
正論を押し付けられるのは苦痛だ。というのもまた正論。
そして彼女が言ってることを正論として扱わない人もいるよというのも正論。

・愛ってなんなんでしょうね。
うーん。
本当に愛ってなんなんでしょうか。
少なくとも、自分の主義主張も大事なんだけど、
相手のことを理解したいという気持ちがなければそれは「愛」じゃないんだろうなぁ。
この三人はお互いに相手の何を理解してなにか分かり合おうとしているのだろうか、
というくらい「自分」だけが色濃く見えてくるのだ。

・私がこの手の説教が苦手というのもあるんですけどね。
正論なのはわかったよ。でもごめん、ついてけない。
ってやつなんだろうと思う。
そこで
「なんで?」
と聞かれるからまたげんなりしちゃうんですよね。
いや、もう理由なんてなくて、なんとなくそういうのって嫌だからとか、話すのも億劫だから、とか。
そんなこと考えたことないのに、急に訊かれても困るとか。
議論が好きな人にとって、議論が好きではない人の事ってあんまりわからないんですよね。
でもこういうタイプの人って何が人に苦痛を与えているのか、とかそういうことにあんまり気づかなかったりするんだよなぁ。
そしてその逆もまた然りなんだろうし。

うーん。
恋愛映画なんて久しぶりに観ましたが、なんだかいろいろと考えさせられた映画でした。

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by rui-hadsuki | 2008-05-20 10:53 | movie
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