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のだめlesson121ネタバレ〜あれ?Lesson122と123はどこに〜

いや、タイトルは完全な私の疑問。
kissの次の号がもう手元にあるから感じる疑問なんですが。
単行本になる時は直ってるんでしょうけど…。

私が買い忘れてる…なんてこたーないですよね…?
だってすぐ次の号が出てるし。
もしも幻の二回分なんていうものがあるのであれば是非読みたい。
それは皆さん同じですよね〜。




・扉絵
のだめのパリ観光一口メモ その2
サンジェルマン大通り沿いにあるお洒落な店構えのアニメ漫画専門店を紹介してます。
フランクとレッスンの帰りに二人で立ち読みしてるもよう。
こういう光景をみると、ブック○フを思い出すのは私だけでしょうか…。
のだめ「シャツがなかったから漫画で充電デス!」
フランク「レッスン後の立ち読みは荒んだ心を癒すよね…」

・N.Y.にて
これはセントラルパークですかね。
公園では、ジョギングする人、チェスに興じる人犬の散歩をする人。
様々な人がいて、転んで犬のウ○コを触ってしまった子供と探しに来てくれた父親ともなんか感動的なんだかようわからん一コマが描かれます。
それを見て涙するのはミルヒー。
なんというか、見開き2ページも使ってやるネタが…(笑)なんとも言えないですね。
エリーゼに「なに感傷に浸ってるんですか!?」
とすかさず突っ込みがきます。
「昨日の公演も大成功で好評だったし 元気よく次の公演に行きましょう!」
さっきの親子達を見て微動だにしないミルヒーに
「…今更孫がほしいってわけじゃないでしょ!?」
ミーナは韓国のスター俳優に会いに行ってて不在だったらしい。
誰だ、ヨ○様でしょうか?それともビョ○様?
「あなたもそうだったようにみんな今を楽しく生きてるんですよ」
「さあ立って!世界に最後の輝きを強烈に放ちまくりましょう!!」
"最後の輝き"って…エリーゼ、相変わらずきっついですな(笑)
意気消沈するミルヒーに
「そういえば…忘れてたけど ウィーンに千秋が訪ねて来たんですよ」
反応を見せたミルヒー
「あなたにはあなたを父のように慕うかわいい息子(ちあき)がいるじゃないですか〜」
「そうだ!次のベルギー公演終わったらパリに寄りましょ!千秋と「ワン・モア・キッス」!ああ楽しい!」
そしてずるずるエリーゼに引きずられていくミルヒー。
ミルヒーにも元気になって欲しいですねぇ。

・一方パリ
Ruiとの公演に向けて、ウィルトールとのリハです。
うん、いいコンチェルトになる。
ふわふわのロランくんもそう確信しています。

・そんなこんなで現れたけえ子と学。
なんだかこの二人も久しぶりですねぇ。
もちろん千秋は真っ青(笑)
そんなこんなの流れで、Ruiと千秋と二人でインタビューを受ける事に。
久しぶりの佐久間節です。
 夢色☆クラシック「巡りくる春・パリ 目覚めるプリマヴェーラ
 孫Rui特集Withゼロフィスの抱擁千秋真一」
ゼロフィスって…(爆笑)
この公演に千秋を指名した理由として
「わたしも…いろいろ自分を見つめ直した時間があって
 今まで巨匠との共演などでとてもいい勉強をたくさんさせていただいたけど…
 背伸びをしっぱなしだった部分もあったと思うんです」
「だから今は若い同世代の彼のような音楽家と共にひとつの演奏を作り上げてみたいとー」
うん。そうだよねぇ。
Ruiものだめの演奏を聴いて、すごく自分に対して向き合わないといけない必要性を感じて、そして今があるんだものねぇ。
のだめの立場ももちろん辛いのだけれど、それはどっちもどっちなんだろうなぁと思ったりして。
けえ子さんはあくまでテオと一緒でゴシップ好き(笑)
「なんだ…いい男だからとか 好きだからとか言ってくれれば面白かったのに」
黒い、黒い物が後ろに渦巻いてますよ!けえ子さん!

・「郷愁」
ラヴェルのコンチェルトの選曲に対して、佐久間さんから「意外」との言葉をもらいます。
「わたしはアメリカで育ってパリに留学して…パリの皆さんに聴いていただくのにピッタリだと思ったし」
「「モーツァルトの精神をもって」ラヴェルがそう言ったこの曲に感じ入るものもあって…面白いです」
そう、N.Y.での公演で批判されたモーツァルトがここに繋がってくるんですね。
彼女も彼女なりに頑張っているんです!私は応援しますよ!

・ゴシップ好きですねぇ。
「やっぱりあやしいわね あのふたり…」
ってけえ子さん!そういう取材じゃないんでしょ〜(笑)
「千秋くんには彼女いるし」(デビュー公演で気絶してた…)
あれって楽屋にきた佐久間さんには説明したわけじゃあないですよね。
うん、まぁ雰囲気的にそうだってことなんですよね。
「え〜いつの話ですかーそれっ そんな真面目な指揮者いますか?」
いるんですな、ここに(笑)
っていうか指揮者はそんな不真面目な人ばっかりなんですか!けえ子さん!

・そしてのだめ
ドビュッシーを今日はやりましょうとマジノ先生に言われて、でも気分はベートーヴェンののだめ。
「こんなキラキラした曲 気分じゃないっていうか…」
「コンクール 次の試験が終わったら そろそろ準備を始めましょう でもまだ本人には内緒ねー」
というオクレール先生の言葉が脳裏に浮かぶマジノ先生。
どよーんとしたドビュッシー。
だいじょうぶかー!のだめー!

・「経験」とは
一方千秋とRui。
カフェで食事を終えてコーヒーを飲んでます。
ふとラヴェルのコンチェルトの事を「この曲ってのだめみたいよね」
とRuiがいいます。
「滑稽で ふざけてて かわいくて 飛んで 跳ねて」
「わたしのだめのことよく知ってるわけじゃないけど この曲のノスタルジーに
 のだめの育った環境や精神を感じるわ」
「わたし…普通の生活や学校での勉強や
 友達と遊んだり恋したり…
 そういうことを経験しないと人として成熟できないんじゃないかって思ってた」
「でも無理矢理やるもんじゃないわね」
「のだめの演奏聴いたらサーっと冷めちゃった」
「わたしはわたしでしかないし わたしが見て聴いて…
 経験したことの中にすごいときめきや興奮があったってわかったし」
「それに…わたしは経験しなきゃ感じないタイプと違う」
「小説と同じね 経験しか描けない人もいる」
「ある意味…のだめには感謝してるのよ」
「みんな自分にないものに憧れちゃうのよね〜」
といって明るく笑います。
「そうだな…」
千秋のモノローグで、「オレもあいつの音楽にはいつも触発されてきたから…」
「逆に…のだめが千秋を好きな理由も同じだったりして(はあと)」
「おまえって大人だな…」
そうなんだろうなぁ。
のだめは今まで経験したことしか描けていない。
逆に千秋は経験しなくても描くことができる。
だからベートーヴェンの解釈に関して千秋に対して「どう感じるかはのだめのもの」
といったのは、千秋が自分がもっていないものを沢山持っていることに対しての、少しの嫉妬みたいなものなんだろうなぁ。
そして彼女は気分屋。Ruiよりも立ち直るのには時間がかかりそうですね…。

・そして公演当日。
なんだかみんな千秋の悪口ばっかり。
「みなさん…千秋先輩をなんだと思ってるんですか?」
リュカ「目の上のタンコブ!」
ユンロン「金持ちの天才シェフ」
ターニャ「孔雀?」
のだめ「ただの天才指揮者デスよ!!」ムキー
後ろでクロキンが「ただの」って…確かにね。
そしてフランクがふと、「Ruiがオクレール先生のレッスンを受けていた」ということを言った矢先に、オクレール先生が会場に入るのを見ます。
のだめショックですね。
そして次回。

自分はオクレール先生に選ばれてそしてここまで来たという自負みたいなものもあるから、ショックは大きいでしょうね。
そしてRuiがレッスンの見学に来た時にも、自分を大きく見せようと頑張った手前、なんにも知らなかったというショックもあると思います。
なんというかのだめは自分が目指していた目標を見失いつつあるのかなぁ。
なんというのか、最近はのだめが「的外れ」なんですよね。きっと。
ショパンのソナタ三番でわかりかけてたようにも思うんですけどね。
焦りでまた見えなくなってしまっているんでしょうか。
うーん。
のだめはどうなるんでしょうか…。

うーん…。
でも今回はRuiが自分の迷いを脱したことに、よかったねと言ってあげたい、そんな回でした。同じようにのだめにも心から笑える日が来るのは近いと祈って。

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by rui-hadsuki | 2008-05-10 02:30 | books〜のだめ雑記 | Comments(0)
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