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オノナツメ『リストランテ・パラディーゾ』を読む

b0065128_293696.jpg最近、オノナツメづいてる私なんですが(笑)
この人の漫画の雰囲気にはまると時々ふおーっと抜け出せなくなります。

ということで、羽海野チカさんの帯もあいまって話題になった一冊。


『リストランテ・パラディーゾ』を読む。







・「真剣に好きです…」という羽海野先生のコメントが帯に載せられてますね。
クラウディオが好きということなんでしょうが、私はそれ以外にもオノナツメさんの作品にはいいなぁと思う所が沢山あると思う。

・メガネ萌、老紳士萌、執事萌…だけじゃないぞ。
ある意味今の女の子の願望的なものをぎゅーっと詰め込んだ作品だとは思う。
メガネ好きは多いですしね。
そして執事がいいというのもわかる。
主人公のニコレッタがクラウディオに詰め寄った時のクラウディオの色気がなんとも言えないいう気持ちもわかる。
そして老紳士萌〜!と叫ぶ女の子が多いのもわかる。

うーん、でもですね。ほぼ全てがイタリアだから成立している部分、そしてオノナツメさんの独特の雰囲気の絵柄によって醸し出されている部分が多いと思う。
それがいいのか、悪いのかということは議論される余地もなくて、そういう雰囲気も作品の一部、ということなんだろうと思う。
これが日本のおじいちゃんに求めるところじゃないですからね。なんていうのは私の独断と偏見によるものだったりするんですが。

・ちょっと人物の書き分けが難しい…のかな。
初見で読んだ時は、レストランの人物だけでも確か、5人ほどいて、その人物達の見分けが難しいというか…。みんな「老眼鏡」が義務というのもあるのかもしれないですけれどね。
でもまぁ、2回目以降は慣れました。そこだけかなぁ、ちょっと辛かった部分は。

・私は個人的にこの中で描かれる家族の風景と職場の仲間達の雰囲気が好きなんだろうと思う。
ニコレッタと母との関係が徐々に修復されて行く様子や、
一番最後に描かれる、レストランの職場の仲間達のそれぞれの休日の話。
これほど心温まる話はないと思う。
日本の職場に足りてないのはこういう部分だYO!なんて切実に叫びたくなってしまう私。人間関係がつれー、つれーと思ってる人程なんだかほろっときてしまうんじゃないかと思う。
人が人に対して感じる暖かい感情というものが台詞よりも一コマ一コマから伝わってくる、そういう作品てなかなか巡り会えないものだと思う。


オノナツメさんの作品の中でも一般的にも一番知られていてベタなのかもしれないですが、それだけ推薦されるべきところはあるんだと思った。

そんな感じで「さらい屋五葉」もお買い上げ。個人的にはモーニングツーでやってる連載の方も気になってたりします。

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by rui-hadsuki | 2007-07-15 19:06 | books | Comments(2)
Commented by 小林 at 2007-07-21 23:03 x
はじめまして。
私もオノナツメさん大好きです!!
もちろん中でもリストランテ・パラディーゾは最高ですね。
オノさんの漫画の空気には読むたびに引き込まれます。
続編の「GENTE」の発売も楽しみです。
ちなみに一番のお気に入りは、ジジです(照)
Commented by rui-hadsuki at 2007-07-23 02:14
コメントありがとうございます。
続編出るんですよね〜。私もついこの間モーニングツーの宣伝で知りました。
ジジですか。ジジいいですね。
紳士組からは外れてしまうんですが、私はオーナーさんの気付いていたけれど、気付かないふりをしていた優しさみたいなものがすごくジーンとしてしまったりしました。
漫画の感想は今年度かなり書いて行くつもりなんでこれからも宜しくお願いします。
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