のだめ lesson98 ネタバレ

最近体調が悪いです。
のだめの展開が暗雲立ち込める感じだからなのか、いや、ただ単に最近寒くなったから風邪ひいたのだと思いたい…。

以下、ネタバレです。

あー、つらいよー。



表紙
千秋雅之。道端で、さきイカにワンカップ…。おっさんですよただの。
「父、不可解な存在」
うん。確かに。理解できん。この人。

フリーズしちゃった千秋のその後
なんとか立て直したベト4。
評論家の人は千秋に対して
「彼の動悸が聴こえるようだ」とモノローグ。
確かに、心臓バクバクいってるでしょうね。
この千秋のミスに気づいた人は意外と少なかった模様。
ロラン君、そして表情をみると、ターニャ辺りでしょうか…。

楽屋で荒れる千秋
まぁ、ここまでの展開は予想内でした。
燕尾を床に叩きつけ、机の上にあるものを投げ捨て、そしてシャツも投げつけます。
あ、千秋上半身裸…。ってそんなとこ注目してる場合ではないのですが(笑)
楽屋訪問に訪れた人々をテオが「急病、暴れてて」←どんな病気やねん!
と帰します。

のだめと雅之氏ご対面。
雅之氏に気づいたのだめ。
とりあえず前に立ちはだかるのだめ、でも開いた口が塞がらないというような感じの顔で、何も言い出せません。
そしてそんなのだめに雅之さんの強烈な一言。
「気持ち悪いな」
といってスルー。
なんだとーーーー!!!!我らがのだめに「気持ち悪い」とな。
まぁ、子も子なら親も親?いや、真一くんはそんなに冷淡じゃないぞ。
そして呆然としたままののだめ。
オクレール先生は雅之氏には特に気づいたような様子もなく…。
読めば読むほど、「不可解な父」
幼い真一くんにヴィエラ先生のコンサートのチケットを渡したのはこの人なのよね…?
そんなことを疑いたくなるくらい、冷徹すぎます。

シモンさん待ち伏せ
千秋の不調の原因を探ろうとして、待ち伏せして話をしようとするが、
千秋「すみません」と二回言ってそのまま帰ってしまいます。
あぁ、なんかわかるな。実際にもこういうことあるもの。
余裕のかけらもない切羽詰った感じがよくわかります。

そして帰宅。
のだめは一度自分の部屋に入ろうとしますが、千秋の部屋の鍵を取り出し開けてみると、のだめのものと千秋のもので、部屋が散乱しています。
ベッドのいつもの(私はのだめがベッドの左側にいつもいるんで勝手に解釈してます)のだめの位置で千秋が横になっています。
いつも千秋が寝ている方にはのだめの散らかしたものがあったため。
シリアスな場面なのに笑えるのは、構図のど真ん中にのだめがコンサートに行く前に脱ぎ捨てたブラジャーがでん、とベッドの上にのさばっていること(笑)
千秋…、どかす気力もなかったのね…。
そしてのだめと言えば段ボール。
「さきいか スーパーハード」スーパーハードってなんやねん!!!!

そして一転して二人の会話。
のだめ「千秋先輩のお父さん来てましたね。知ってたんデスか?」
千秋 「信じらんねー」「関係ない」「興味がないと思っていたのに」
「心のどこかでいいところを見せなきゃって思ってた」
真一くん、すごく素直です。
ここまで雅之さんに関しての心情を吐露するとは思いませんでした。
でも、それ以上にこの台詞を言っている時ののだめの表情が非常に印象的でした。
ポンヌフの決闘でののだめの台詞に傷付いた時の千秋の表情のデジャブを見ているような気がしました。

そして、のだめが目をそらして言った一言。
「なんだ…千秋先輩の目標はお父さんと共演することだったんデスね」
それに反発する千秋。
しかし、のだめはけえ子さんから送られてくるクラシックライフの雅之さんが載っている号だけ、投げたり捨てたりしてるのを知ってるという。
うーん、のだめはちゃんと千秋のことを見てるんですね。

そして「いいとこ見せたじゃないですか!バッハも見事に弾いて」(ここ台詞ちがうかも)

そして最後に千秋の顔も見ずに
「いじけてんじゃないですヨ」
と言い残して部屋を出ます。

私はこの台詞、すごく千秋の現状に対して的を得ている言葉だと思います。
のだめなりの励ましの言葉なんだと思う。
しかし「いじけてんじゃないですヨ」という言葉はのだめ自身にもあてはまってくるような…。
「千秋との共演」という目標に対して、千秋が同じ気持ちでいてくれなかったことに対して少なからずともショックを受けていると私は思います。
そしてバッハが素晴らしかったこと。千秋のピアノに自分がまだ及ばないということ。
自分が演奏する場がないということ、世間的にまだまだ認められるような立場にいないということ。いろんな考えが入り混じってるような気がします。
そういったいろんな事がぐるぐるして「雅之さんとの共演」という言葉が出てきたような気が…。こういう読みは浅はかですかね…。
何故かというと、父親に対する心情を吐露する真一くんの台詞を聞いた後ののだめの表情からそんな気がします。

そしてのだめが出て行った扉を見つめて千秋の幼い頃の回想が始まります。
「親父と共演?」「違う…」
雅之さん、マネージャーらしき女と話をしていて、ここは鬱陶しい、子供の面倒なんて見てられないだから出て行って練習するという。その言葉にマネージャーは「それでも父親!?」と言っている辺り、なんとなく雅之さんは女関係で離婚したようには思えなかったりします…。
そして
「失敗したんだ」と言う。

何に対しての「失敗」なのだろうか?
結婚したこと?それとも子供ができたこと?
いずれにしても幼い真一くんには辛い出来事。
そしてそんな父を見返すために練習し、コンクールに出て、優勝し…。
それでも見に来てはくれなかった父。

そしてヴィエラ先生の顔が思い浮かびます。
「僕たちは音楽で繋がっている」
そして顔を片手で覆い、「オレって進歩ねぇ…」と真一くんのモノローグが入ります。

この下り、鼻の奥がツーンとして、泣きそうになりました。

もう真一くんは父親の存在を無視することはできない。
そして自分が音楽をやる理由と向き合う必要があるのだろうと思う。
幼い子供が、運動会のときとかに、父親にいいところ見せたいというようなものと同じ感覚で音楽をやっていたらいけないのだ。ということが表面化したのだと思う。

だから血とかそういう問題ではなく、きちんと
「音楽と向き合う」
ことをしなければならないのだ。
それはのだめの場合とは問題の度合いが違うとはいえ、同じことなんだろうと思う。

そして翌日マルレの事務所へ。
テオが新聞の講評を読んでます。
若い指揮者の不安定さを見せた。少し背伸びしすぎたのではないか。
という講評に。それを冷静に読む千秋。
そしてテオが「やっぱり千秋はマサユキ・チアキの息子だったんだね。なんでプロフィールに乗せてないの?」
というようなコメントをするが、それに対して千秋のモノローグ。
「もうどうでもいい」
そして、シモンさん登場。

おやつもあるぞ。←おやつの中身が知りたい…。
そして、ライブラリの整理をしながら、シモンさん昔の思い出を語ります。
ミルヒーの作曲した曲「ミーナの涙は玉虫色」爆笑。爆笑ですよ。
玉虫色の巨匠。笑える…。
そしてその曲の初演はものすごい酷評だったという。けれどもその時代のマルレが好きで、あの頃のマルレを取り戻すがの夢だとシモンさん語ります。
そしてお前がきてそれができるかもしれないと思ったとシモンさん千秋を励まします。
しかし、その励ましに対して、
「今は励まさないでいいです」
客席にいる雅之さんの映像がフラッシュバックし、「次」はもうないかもしれない。と千秋のモノローグ。

そして、さらに翌日。
のだめと話をしようとのだめの部屋の前でノックをしようかどうか迷う千秋。
「またぼへーとか的外れとか言われるんだろうな でも…」
と迷っているとユンロンがのだめは千秋が帰ってきたから学校で練習すると行っていないと告げる。
そして「一昨日の公演で弾き振りしたんだって?嫌な奴。君が弾くくらいなら僕に弾かせてよ。」
と千秋に言うユンロン。まぁ、ユンロンは公演に実際に来ていなかったからこういう台詞をいうんでしょうな。
でも、そんなユンロンを見る千秋の目は優しいです。
そしてユンロンをランチに誘う千秋。
そして更に「この後映画でも観ない?」とデートに誘います。
しかも「少林テニス」って(笑)
「えぇ、千秋さんどうしちゃったの?正気に戻って」
←煽りこんな感じ。

うーん、千秋遠い目をしてます。
何を考えているんでしょうか。
そしてのだめ。
ユンロンの「君が弾くくらいなら僕に弾かせてよ」という言葉はのだめが千秋に言いたかったけれども言えなかった言葉のような気がしてなりません。
あまり根拠はないんですけど、「千秋先輩はお父さんと共演するのが目標だったんですね」という台詞を言っているとき、のだめは千秋から目をそらしていたんです。だから本心ではそんなことを言いたくなかったんじゃないか、と思ってしまうのです。
そしてそんなユンロンと千秋はどんなトークをするんでしょうか…。

それぞれの「夢(目標)」はどんな風に変化してゆくんでしょうか。
千秋の「目標」は具体的に語られたことがなかったので、一番不明なんですが、「父親」というファクターが出てきて自分は何故音楽をやっているのか、ということに向き合わないといけなくなってしまったのではないでしょうか…。
そして一方のだめ。
のだめに指摘されるまで、千秋は父親と共演したいということは考えたこともなかったように思います。
しかし「認めてもらいたい」という気持ちはすごーく大きかった。きっとそういう気持ちがあるからバッハの弾き振りをやったんだと思いますし。愛憎ってそんな感じですよね。切ない…。
それに対して、のだめは目標にしていた千秋との共演を、千秋はそれほどこだわっていなかったということにショックを受けているように思えます。のだめもまた自分が「音楽」をやることについての方向性みたいなものを改めて考えなければいけない時期にきているような気がします。

これから物語はどういう方向に流れてゆくのか…。
のだめはちゃんと学校で練習してるんでしょうか。ホタル化はしないと思いますが、千秋と顔を合わせたくないという状況だったら…。いや、そんなこと考えたくない。
そして対する千秋はのだめになんとフォローするつもりだったんでしょうか?
「ぼへーとか的外れ」と言われるかもなって。どんなフォローですか(笑)
いや、妄想するところじゃないか(汗)
ピアノはもう舞台では弾かないとか?いや、そんなこたーないか。
のだめは連弾するって話がちょっと前に出てましたけど、誰と連弾するんでしょうか?
Ruiと連弾するっていうのがある意味、のだめの知名度を挙げる点では一躍かってくれそうな気がします。
うーん、二人とも堕ちてるからなぁ。どうなってゆくんでしょうか?
そして真一くんは部屋の掃除をしたんでしょうか。(←くだらない突っ込み)

うーん、また25日まで待てない。

っていうか感想長すぎますね。
はぁ、今回所長が予告していたとおり、重要な部分が多くて、省けなかったというのもありますが…。
このままいくと11月に記念すべきlesson100に到達しますが、その頃には穏やかな雰囲気の二人がみたいものです…。どうなることやら…。
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by rui-hadsuki | 2006-10-10 16:13 | books〜のだめ雑記
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