『PSYCHO-PASS』を観る

アニメを観るときは、とりあえず録画だけしておいて後からまとめて観る派だったりします。
なので、サイコパスも最近やっと一気鑑賞したのですが、ひじょーに面白かった!!!

個人的には2012年度に観たアニメの中でもかなり面白かったと思う。

以下感想など、ネタバレ含むと思いますので閲覧注意です。



・自分の頭で考え、感じろ!
シュビラという人類の叡智をかけたシステムによって、世の中の善悪は全て決定されてしまっている世界。
人はシステムに全てを任せて、思考することをやめてしまった。
システムによって平和がもたらされていることは確かではあるけれど、そのために生じた矛盾のようなものもある。
シュビラシステムだけでは善悪を判定できない。
そのためにあるのが公安局刑事課。
ドミネイターという銃に似た武器はシュビラによって作動するかしないかが分かたれる。
そのために生じる矛盾に葛藤する登場人物たち。
要は、人が思考することをやめてしまったらどうなるのか?ということが大きなテーマとして掲げられている。
今の社会にも通じるものが多々あって、なんとも身につまされるものがあった。
人は何に基づいて行動しているのか、もっと考え続ける必要があるんだよなぁ。
なんというか考えることをやめてしまったら、人が人でいることの意義は半分以上は失われるような気がしてる。

・主人公の朱ちゃんが魅力的でした
朱はただの寄りかかっているだけのヒロインではなくて、周りの執行官や同僚の宜野座などから思考する状況に追い込まれた時に、素直に思考することを躊躇わない。
この話の中で最大の過ちのようなものも経験するけれども、くよくよするのではなくて、思考し、前に進む方法を考え、行動する。
彼女は本当に強い、素敵なヒロインですな。

・個人的には宜野座さんはとても役回りとしていいキャラクターだった思う。
宜野座さんは父親との関係や、同僚の狡噛さんとの関係を語る上でも、鎹のような存在で視聴者としても一番感情移入がしやすいんじゃないかなぁと思えるキャラクターだった。
親父が自分よりも狡噛を頼っているように見えるのにやるせない気分になってしまったり、
狡噛さんが行方不明になったときに、心配しているくせに、脱走かもしれないとか心にもないことを言って朱ちゃんに八つ当たりをしてしまったり。
(だから親父さんしか宜野座を止められなかったとか…)
なんとも感情豊かでキャラクター的には大変おいしい役回りでした。
義手のモチーフはこういう結論のためにあったのか!!とか、
眼鏡のこととかもうなんだよこいつ可愛いなと思えてしまうところが多々ありました(笑

・さらに腐った話になると…
腐った話になると、狡噛さんと槙島はもう個人的にはもうあれですね。
お互いに似ているということを自覚しながらも全く別の道を行ってしまった、二人。
という強烈に私的にはおいしいカップリングだったりします。
しかも槙島に関わることによって、狡噛さんは結局槙島と同じ立場まで堕ちてしまったということもまた然り。
槙島の紅茶に浸したマドレーヌ云々と言っていた描写が出てくる失われた時を求めてを最後に狡噛さんが読んでる描写がもうね…
捉われてるな…お互いに、と思ってしまうのですよ。
別に直接対話したわけではないのに、お互いのことがわかってしまうみたいなのはぞくっときますよね…。

・縢さんとか志恩さんのエピソードも観てみたかったな
それは次回作があれば次回作でぜひ見てみたい。
次につなげられるような広がりも持たせながら、一つの物語としてあるい程度納得できる範囲で完結しているというのは鑑賞してすごく満足感が高かったです。

・次回作は狡噛さんがタキシード仮面ばりの活躍を期待(笑
いや、だってさ狡噛さんって正体ばれちゃったら逮捕されると思うんですよね。
なので、朱ちゃんのピンチにタキシード仮面のように(笑)さっと華麗に助けてあげて、だけど正体は明かさないみたいな…。ギャグだなまるで…と思いながらもこれはこれで面白いんじゃないのかと思ったり。
続編ということになると、シュビラシステムを守る側と破壊する側に分かれる気がするので、狡噛さんはテロリストとして朱ちゃんたち公安局と対立することになるのかなぁというのが個人的に予想していたりもします。

どちらにせよ、次回作が非常に見てみたい作品になりました。
二期でも劇場でもやらないかなーと期待してます。
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by rui-hadsuki | 2013-04-08 13:01 | animation
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