DTB流星の双子第12話『星の方舟』感想

ついに最終回ですね。
というかあっとういう間だったような気が…。個人的にはもっと黒たちが動くのを見ていたかった…。
うん、ホント切実に。

謎はゲートの中で。
ゲートの中では願いは叶う。しかし失うものもあるんですね。

DTB流星の双子第12話「星の方舟」感想です。
※私の感想は時系列がかなり前後している部分もあるのであしからず。
画像は一番せつねーと思った場面。
食事のシーンでまとめたかったけど、最終回はもちろん食事のシーンは…あったか。でもなんか物足りなかったので。

もう…スオウ…としか言えない。
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・なんかもう話がスケールが大き過ぎてついていけない…。
ゲートの中で紫苑に会った蘇芳。
紫苑の顔はやつれ、衰弱しているのが見て取れます。
そして外に連れ出して欲しいと蘇芳に請う紫苑。
車椅子にのせ、外に。
1期のEDで銀が座っていた月見草?の沢山咲く花畑の中を進む二人。
そして契約者になっても契約者然としなかった、蘇芳に生まれながら契約者の紫苑は羨望を感じていたんでしょうか。
「仲間」という言葉や「夢」がわからないという会話を交わします。
でもそれは冷たい響きというよりも「羨望」に近い様なものなのかなぁとも思いましたが。

・一方マダムと未咲、マオは。
パパチェンコと紫苑の計画は、紫苑がコピーした地球へ人々のコピーを送り込み、契約者のいないもう一つの世界を作るという事。
いわばこの世界が滅びてしまった時の保険みたいなものなんでしょうか。
弓張り月=コピーした地球
だったんですね。
そして蘇芳はME技術を使っても記憶の定着ができなかったが、流星核を持たせる事によって記憶の定着をはかる、という実験を行っていたということらしい。
(ME技術の限界は1期の篠田千晶の例がわかりやすいと思う)
ということは…。流星核が壊れてしまったら…。今までの蘇芳の実質生きてきた2年間はリセットされてしまうということなんですよね。
うん…。なんか結末みえちゃったなー。

・という感じで前回ピンチだった黒さん。
そして葉月さんに10秒くらいで敗北。
ワイヤー巻き付けられて殺される…かと思いきや
「対価だ」といって黒に口付ける葉月さん。
かっけー!!!
その後殴ってから短剣を突き刺す寸前で止めます。
「おまえ達の本当の目的が予言を成就させない事にあると
だが、俺にとってはどうでもいい。俺がイザナミを殺す」
なんかこの黒の台詞って…。
視聴者としては謎だらけですごく悶々と毎週みてたんですけど、もしかしたら黒だけが真実を全て知っていた…ということなんでしょうか。
イザナミを殺さなければいけない理由がわかっていなければ多分、この台詞はでないと思うので。
外伝で明らかになるのかなぁこの辺りは。
そしてゴルゴ小林が登場して、耀子を殺したのは鎮目だといい、イザナミの素へ黒を連れて行くという。
葉月さんは鎮目を倒すために別の道を選びます。
「イザナミはお前を待ってる」
という言葉を黒に残して。

・そしてやっと銀に対面できたかと思いきや…。
「抜け殻だ」と言うゴルゴ小林。
黒は抜け殻の銀を見つめ、
「銀、もう終わりにしよう…」
と…。
ああ、なんか悲しいラストになりそうだ。

・一方ジュライ。
これは…浅草ですね。
1期でも黒と銀とアンバーが対峙した場所でしたが、バンクを使ってるのか、まったく同じ場所だと思います。
1期で黒はここで人類と契約者のその後の選択を迫られるんですよね。
そして彼は「私をひとりにしないで!」という銀の言葉に彼女の手を必死にとるところでここへ引き戻されます。
そんな因縁のある場所なんですが、
ジュライも一つの選択を迫られます。
オーガスト7!つーか生きてたんか!!やっぱりマジシャンだから?
それともゲートの中だから?
そして一緒に来る様に誘いますが、ジュライはその誘いを断ります。
「あたなとは行かない。僕は蘇芳と一緒に居るのが好きなんだ」
ああ、初めて彼の自我が見えた。つーかかわええ。
そして「ドールも変わり始めている」ということを悟ったオーガストはマジックで消え、その後から蘇芳が走ってきます。
蘇芳に抱きつくジュライ。
彼が仲間を沢山なくして、でもその中でも自分を大切に思ってくれていた蘇芳に対して本当に家族の様な気持ちを抱いていたんだなというのがなんというか泣かせるじゃないですか!
そして蘇芳の手を引いて、紫苑のもとへ。

・イザナミとの取引
そこにはさっきよりも衰弱しきった蘇芳が。
それ相応の対価を払ったというんだけど、やっぱりそれは生命力みたいなものなんですかね。
そして紫苑は紫苑のありたっけの能力を使って作った世界(新しい地球)を蘇芳に見てきて欲しい
「パパとママによろしく…お姉ちゃん」といって紫苑は息を引き取ります。
そしてその魂がイザナミ(黒服の銀)に抜き取られていきます。
そして後方にいるジュライも。
その様子を見た蘇芳は能力で対戦車砲を取り出しますが、イザナミによって流星核を割られてしまいます。
その瞬間様々な記憶が白く白く…消えて行くのを実感します。
「やめて…消さないでよ。ボクの記憶なんだ…消すなぁ!!!!」
蘇芳の声がか細く、そして色をなくした瞳から涙が零れます。
そして引き金を引こうとした蘇芳の手を止めたのはやはりこの男。

・「ボク達ずっと一緒だよね…」
「次に行く場所で、お前にこれは必要ない」
と銃を投げ捨てる黒。
そして蘇芳を後ろから抱くように座る黒。腕の中の蘇芳がなんとも切なすぎる。
「次はどこへ行くの…?ボク達ずっと一緒だよね?また旅を続けるんだよね?」
という蘇芳の問いに
「ああ、そうだ」
と答える黒。
それに対して蘇芳は
「嘘だ。」と言います。
その時わずかに黒の表情が変わるんですよね。
なんとなく外伝のPVの
銀に対して「俺はお前をひとりにしない」の後の銀の「嘘…」という場面がデジャブしてしまった。
そして蘇芳の頬に右手で包む様にして
「嘘じゃない。俺はいつでもお前のそばにいる。」
と蘇芳に言うんですけど、
これは最大限の黒の嘘だったのだろうか…。
1期の最初の篠田千晶と黒を思い出しますね。
千晶をおぶっている時の黒の表情に似ている様な気がする。
だとしたら本当に切なすぎる。
そして蘇芳は「ヘイ…」と力なく呟き息絶えます。

・銀との決着。
そしてさっきの魂を奪っていった銀とは別に白い服を着た銀登場。
黒の肩に手をかけ、
「黒…まだ遅くない。私を…殺して」
という銀に微笑んだ黒は物質変換の能力を使います。

・BK201の星が輝くのをみた未咲さん。
早くその元へ辿り着きたいと思った願いが叶ったのか、ワープしてマオともども黒達の上空へ飛ばされます。
そこでみた光景は、発光する銀を物質変換している黒の姿。
そして画面は白くフェードアウトし…。

・もう一つの地球では
東京。
普通に蘇芳が女子中学生しています。
パパチェンコも麻子さんもいます。
そして、海月荘もあります。大家さんふつーにいるし。
家族でサンシャイン水族館へ行くとドールではなくなったジュライが誰か大人に手を繋がれて(なんかノーベンバー11に見えるんだけど)
蘇芳に笑いかけながら手を振ってすれ違います。
そして星を観察する蘇芳。
「何かが足りない———
そう思うようになったのはいつからだろう?
友達といても家族と居てもいつもどこかで何かが足りないと思っていた
会った事も見た事も想像すら出来ない誰かだけど、ボクはその人の事をとってもよく知っている気がするんだ
そしていつかきっと会える事を信じてる  さよならっ!」
なんか切ないよ…。
うん、黒がコピー地球にも存在してたら、街でばったりぶつかったりとかして、で実は学校の新任の先生でした的な学園ラブコメが…。
いやないない(爆)

・一方本来の地球に残された人々。
東京はもう壊滅状態。
アメリカとかに制圧されちゃったらしいです。
どうなっちゃったの日本的な展開ですね。
そして美咲さんとゴルゴ、マダムとマオは同じチームとして皮肉にも「組織」と呼ばれるものとなっていった。
「終わったな・・何もかも」そう言う小林に
「いえ、これからが始まりです」
という未咲さん。
鎮目は葉月さんに倒されたようですね。
うん、変態は逝ってよーし(笑)
そして
「ゲートが開いたよ、行ってみよう。行ってみよう」と観測例の形をしてゲートの中へ向かって行く双子のドール。
ゲートの中心にいた棺桶の様なもので眠っていた銀の姿をしたドールはジョン・スミスらの魂を抜き取って起き上がります。
そんでもって黒はきっとどこかで生きているはずだと言う未咲さんと
ゲートの中銀を抱きかかえる黒の後ろ姿から視点は上方にパンしてBK201の星(だと思う)が輝いている。
END

・とりあえず”流星の双子”には決着がつきました。
なんか…流星の双子という話には一応完結を見る事ができましたが、なんというか…。
契約者の事に関してはもっとひどいことになって終わるというか…。
なんとも言えずにこんなカットいらんだろというのがいくつか入ってるんで、これは3期への伏線なのか?と思わずにはいられない部分がありました。
例えばですけど、最後にジョン・スミスらの魂を抜き取った銀のかたちをした少年イザナミ?は放置でいいんか?とか
どんだけの人間がコピー地球へ送られたのかとか。
しかも本物と異なる点がひとつ生じるって…なんかへんてこりんなことになってるんじゃないですか?とか
それから記憶の定着に流星核がいるとしたら…っていうか流星核ってそんなに大量に発生するんですか?
それとも契約者の命一つに流星核一つとかだったら、イザナミの契約者の体力虐殺もわかるような気がするんですけど…。でもそんなものを人類全員がひとつひとつ持ち歩いてるわけもないしなぁ。
紫苑の望みは自分の作ったコピーの地球で蘇芳が幸せに暮らす事。
そしてジュライはそんな蘇芳と同じ世界で生きたいということ。
だからイザナミは願いを叶えたのかもしれないですど…。
肝心な黒と銀はどうなったんだろう。
というかこの地球に本当の星空は戻ってきたんだろうか?
そして紫苑は地球をコピーしたけれども、偽物の空はそのままなんだろうか…?とか。
そしたらきっとコピーの地球にも存在契約者が存在する様になってもおかしくないんじゃないの?とか。
地球にまだ偽の星空があるとしたら、黒はきっと生きているとしか言えない未咲さんはBK201の星を確認できてないということなんだよね。
ということは能力が戻ったかに見えた黒なんだけど…。
・ゲートの中でしか一時的にしか能力が戻らなかった。
・黒もコピー地球へ飛ばされてしまった。
の2択????
なんというか作られた世界の中で箱庭の様に真実を知らずにただ幸せに暮らしてゆく人類がいる…。
これだけで3期のネタができたようなもんに感じてしまうんですが、東京とかのロケーションを大事にしたような感じの話はもうできないような気がするんですよね。今の地球で話を進めて行くにはあまりにも世界が混沌とし過ぎてしまって、3期があるとしたらDTBらしさを保てるのかどうか…。
まぁ、でも黒さんが出れば全て解決しそうなところもあるんですけれどね。
あと黒と銀はかつて妹の白と融合してしまったように、銀とも融合してしまって、あの抱きかかえている銀は抜け殻ということでいいんでしょうか。
いや、なんかそれはそれですごく悲しすぎるENDだ。
イザナミと完全に物質変換で分離させたと考えるのが自然なんでしょうか。
うーん、DTBの全体の話としてはあんまり決着が付いてない感じなんで、3期…頼むよ。ホント。
とりあえず未咲さんたちチームとか新キャラがちょっと動いて4話目くらいから黒さん登場みたいな感じで。
いや、都合良過ぎかなぁ。でもある意味マダム、ゴルゴ、美咲、マオってチームって面白いと思うんだけどなぁ。
2期もこのメンバーの方が面白かったのでは…というか。
でも閑話休題的にチームで行動してた1期の頃のチームの話とかが読みたい様な気もします。
2期のチームでも似た様な話を読みたいけど、そもそも2期は任務をこなしてないからな…。
それこそルパン的な感じで何回かはできると思うんだけどなぁ。

・ふと思った事
なんか1期のENDと構成的には同じなような…。
最後に未咲さんが自分語りをして終わりな感じとか。
黒はきっと生きてる的なコメントだったりとか。
そして黒は本当に自分に関わる女を蘇芳だけは助ける事ができた…ということなのか。
今回の黒の蘇芳に対する選択は、蘇芳はこの場所に残ったとしても彼女には帰る所もないし、幸せにもなれないと考えた事からの結論なんだと思うんですが。なんというか、切ないなぁ。
銀にも蘇芳にも「嘘」と言われ、とことん嘘吐きな黒さんが自分の思いに反して力のない無力な自分というものを感じるからなのか切ないですね…。うーん。
それにしても「嘘」という女の子がたまらなく女の匂いを感じると言うか、銀はまぁ、17-19歳とかだから問題ないんだけど、蘇芳がやけに色っぽく感じましたね。
あの瞬間、なんか黒と対等になってるような感じがしました。
それと黒さんの頬の傷、外伝の時とは逆についてるんですよね。
なんというかこれはデジャブというか、意図があるんだろうと思わざるを得ない。
コピーしたものも何かが反転してる。(蘇芳右利き、紫苑左利き)
だから「黒の契約者」の外伝と「流星の双子」では逆にしなくちゃいけなかったとか。
んー、なんか考えれば考える程いろいろと解釈できそうで面白そうなんですが。
あとはあんまり魅力的な敵キャラがいなかった…かな。
となると1期のノーベンバーが私的にはかなり強烈なキャラだったということなんですが。
ターニャも、イリヤやノリオのかーちゃんとかもキャラ的には薄い…。
同じFSBだとイツァークとベルタの方がよっぽど契約者のキャラクターとしてはうわ、歌舞いた台詞いいやがる!って感じですごくよかったんですけどね。

・4話での「方舟」のキーワードがこんなところで活きてくるんですね。
「あんたは方舟に乗る権利ができたのよ」
方舟に乗れたもの、乗れなかったもの。
3期はここらへん描いて行くと…。なんか暗い鬱な展開ばっかりが思い浮かぶんですが。
なんか黒と銀は幸せな結末だったのか?蘇芳も全て忘れてしまって、それが紫苑の願いだったとしてもそれがよかったことなのか?
なんかもうもやもやが消えない。
3期…。
なんかもうこの記事書いてて何回3期と呟いたことだろうか。

まぁ、とりあえずは外伝待ちという感じでしょうか。

回収されてない謎。→いっぱい。と書きたい所なんだけどとりあえず書く。
・銀のコピー少年銀?(イザナミ)放置してどうすんの?
・どんくらいの人類がコピー地球にいったの?っていうかコピーされても、本体は本来の地球に残ってるよっていうオチもあるんでしょうか。
・ゲートが開きっぱなしってなんかやばいんじゃないですか?
・黒と銀はぶっちゃけどうなったの?
・っていうか本体の地球はどんな災厄が望むわけ?それがこれから生じるとしたらやばいんじゃないでしょうか。
ああああ、なんかもやっとボールが頭に大量発生してます。
これもなんか天斎監督の思うつぼなんだろうかと思うと悔しい。
あー、悔しい。
くそー!!!!
正直もっと人間臭いドラマがもうちっとみたかった。
もう何回でも言います。3期やってください。
ブルーレイのBOX一万枚近く売ったじゃないですか!
「2期で終わりです。でも3期もあるかもって終わり方かもね」って発言は
蘇芳の「ボクはあなたが嫌いだ」的な3期フラグと見ていいんですよね。←なんか必死だ。私。

回収されてない謎の辺り、誰か解釈とかコメください。
もう私も全然わからんとです。

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by rui-hadsuki | 2009-12-26 03:42 | animation
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