のだめ the last lessonネタバレ〜ちゃんと分けて ひとつになった〜

b0065128_23505261.jpgさあ、グランド・フィナーレの始まりデス♪

今回の表紙はいいですね。
いつものようにちょっと口を尖らせてピアノを弾くのだめに寄り添う様な真一くん。
先号のいい雰囲気をそのまままとってるようです。

扉絵。
巻頭カラー。
トラムを待つみんな。
巴里篇のみんな(一人だけ違うぞ!)が勢揃いしてます。
右から峰くん、クロキン、ポール。
ベンチに腰掛けてるのは清良、ターニャ、のだめ、真澄ちゃん(!)
そしてのだめと真澄ちゃんの間に立ってるのが千秋。
そしてその隣にフランク、ユンロン、Rui、リュカ、ジャンにゆうこさんが立ってます。
ああ、本当に終わってしまうんだなぁ。
なんかこの扉絵をみただけでかなり感慨深くなってしまった。
そして前号の影響もあって1巻を見直してみたら、全然絵がちげー!!とまたびっくらしたのでした。

ということで本編いきます。
そういえばあの人どうなった?という例の巨匠がまた笑かしてくれます。





・マスターヨーダ@コンヴァト
「もう病気は良くなったの?恵 あ、たいしたことない病気だったっけ?」
とミルヒーと共演したことには触れず彼女を迎えます。
「あー、ハイ…すみません…」
「またよろしくお願いしマス!!もう迷いまセン!!」
と敬礼の姿勢で意気込みを見せるのだめ。
その迷いを断ち切った顔にヨーダも嬉しそうですね。
けれど試験はもう終わってしまい、
「のだめまだここで勉強したいんですけど だめなんですか?」
と危機感を見せるのだめに
「9月に追試がありますよ」
とヨーダの優しい一言。
そしてサン・マロのブノア家からまたコンサートの依頼がきてるという嬉しい知らせが。
もちろん快諾するのだめ。
バカンスはずっと練習ですネーというヨーダにハイ!と元気よく返事をして
ゴォォォと燃え上がるのだめ。

・そして時は過ぎ夏のバカンス
中庭でランチをしているムッシューとアンナ。
なんだか久しぶりだなぁ登場するの。
「あれあれ〜真一くん!? こんな所から出勤ですか〜?」
とのだめの部屋からゴミを大量に持って出て来た真一くんを冷やかしてます。
「掃除がね!随分かかったもんで」
なんて言い訳してます。
まぁ、なんだかんだ言ってのだめの部屋に泊まることも多くなったということなんでしょうね。
微笑ましい話だ、ラブラブじゃないかぁ(笑)
そして
「別れてなかったんだね よかったよかった」
というムッシューの台詞に
前号の
"先輩のことも好きじゃいられなくなりそうで"
というのだめの台詞を思い出して
 あれは一度…事実上別れて(振られて)いた気がする
と思う真一くん。
そうだよねぇ。うん、なんというかあの台詞がでた瞬間、私もああ、のだめの方が千秋の「音楽」にこだわってたんだなぁと思う部分もありました。
千秋は部屋をノックする寸前までのだめが生きたいように生きればそうでいい、でも一緒にいたいと「音楽」抜きでものだめのことを受け入れてたような気もするんですよね。
それを考えると本当にのだめは贅沢やなぁと思う部分もあったりして。
でも、そのくらいのがつがつしたハングリー精神がないといい男をゲットできないぞというのもまたわかるような気もするんですよねぇ。
それと全然関係ない話なんですが、千秋がたすきがけにするタイプの鞄を持ってるのって初めてみたような…。この格好もいいなぁ、ラフで。

・そしてバカンスは
「今はマルレもオフシーズンでしょ? 真一はどこも行かないの?」
というアンナの問いに
「地方興行があるんですよ 僕は他にも客演で呼ばれてる所もあるし」
と話をしていたら…。
新しいアパルトマンの住人が。
ちょいとメタボ気味のハンス君(ヴァイオリン)、食料を大量に買い込んでます。
そしてリーピン(ピアノ)…何人なんだろう…。中国系?
昔の少女マンガに出てきそうな感じの独特の陰気な雰囲気を纏ってます。
 母さんがまた変なのを集めてる…?
と息子の素直な感想でした。
そんな彼等に対してムッシューは
「一癖も二癖もあって 末はのだめかユンロンか」
というコメントに真一君、
世も末…とまた暗くなります。

・そうそうユンロンはというと
ユンロンは先週とうとう帰国しました。
号泣しながら
「みんな!絶対中国来いよ!!出世してたらコンサートやらせてやるから!」
というユンロンに
「どこの国家主席だ?」
とは真一君。
「えらそーに」
と言うのはターニャ。
「ありがとうユンロン」
とどこまでも素直なのはフランク(笑)
そしてターニャに
「来年ロシアに帰ることになったら連絡してヨ うちのピアノ教室で教師募集」
「帰らないから!!」
とキー!っとなってます。

・ターニャはというと
試験を合格して室内楽のクラスへ
征子さんからも援助が受けられることになってなんとかパリに残れることになったようです。

・そしてフランク
Ruiから直々にフォンティーヌ音楽祭という大きな音楽祭でデュオのご指名を受けます。
それに対して千秋のコメントは
 オタクの底力は地味でも強い
って…(笑)

・そして千秋の地方興行は…
第一回たまねぎ祭り
って…。
「音楽祭」じゃなくて「収穫祭」(爆)
テオがちゃんと仕事を選ばなかったため、マルレのみんなはひどい目に。
今回の格好はみんな燕尾服じゃなくてスーツにタイという比較的ラフな格好。
千秋がタイで指揮を振るのは初めてのような…。んん〜これも新鮮ですね!
振る舞台はどうあれ千秋は楽しそうです。
シモンさんの
 ”私の夢はこのオケをあの頃のようにお客さんに愛される活気溢れるオケにすることだ”
という言葉を思い出して
 道のりはまだ遠いけど
 確実に一歩は踏み出せたと思う
と確かな手応えを感じてます。
そしてこの収穫祭にはクロキンの姿はなく…

・クロキンはオーボエコンクールへ
伴奏をターニャに頼んだのでターニャと一緒です。
「わたしの泊まるホテル ヤスと一緒よね!?」
と特に深い意味もなく訊いたターニャにクロキンはぎょっとして
「いや……ボクはコンクールが用意してくれたホテルだけど ターニャのホテルは僕が別にとったから」
との言葉にターニャはブーイング。
「なんだぁ〜つまんな〜い」
というターニャに真っ赤になるクロキン。
まぁ、一緒に住めばいいとか勢いでいろいろと言っちゃった手前いろいろと考えちゃいますよね(笑)
そこがツンデレターニャ。
「誤解しないでよ!!あたしはただひとりじゃ心細かっただけで…コンクールなんだから!!」
とか必死に言い訳してます。かわいいなぁ。
で、話はコンクールへ
ちゃんと集中しないとと楽譜に目を通す二人。
そして自信がないところといって同じところを指さす二人。
 何百年も前に記された音符が
 生まれ育った国も
 性別も
 目の色も
 なにもかも違うふたりに
 同じ音を思い描かせる

 わかり合えないと思っていた人と
 たった一音でわかり合えたり
 惹かれ合ったり
ここでシモンさんと千秋やデュオをするRuiとフランク、そして峰くんと木村くん(沙悟浄)
清良と高橋くん、そして真澄ちゃんと懐かしい面子一コマずつくらい登場します。

そしてのだめ。
「それは千秋先輩とだけじゃなくて 世界中そんなのが一杯あるはずだってわかったから
 海の向こう岸があると思うとやっぱり人は漕ぎ出しちゃうんですヨ!」
 今も昔も変わらないー
そして15巻でサン・マロに寄る前に二人でみた海の光景が回想で挟まれます。

・そしてリュカは
そんなのだめの台詞に
「よくわからないけど…のだめを最高に輝かせるのは僕だから!」
「僕は千秋以上の指揮者になるよ!絶対!」
とまだまだ千秋に負けないつもりでいますね〜!いいぞ少年!頑張れ!
そして普通の学校に通っていないリュカは家庭教師に勉強を見てもらっているので、時間だと立ち去ろうとします。
そのリュカへのだめは
「リュカは普通の学校は行きたくなかった?音楽の他にやりたいことってなかった?」
と問います。
それはきっとリュカがまだ若いから敢えて訊いたのかなと思います。
これからでも道がいくらでも選べる立場にあるのは、きっとのだめの周りだとリュカが一番身近だったんでしょうね。
それに対してリュカは
「…おじいちゃんが 僕の才能は神さまがくれたんだから
 ちゃんと世のため人のために使いなさいって言ってたよ!
 それにまぁ、やっぱ音楽がいちばん好きだし!」
その言葉にのだめは何を感じたのか…。
そう、のだめだって神さまに選ばれたんだと思う。私はそんな風に漠然とですけど思うんですよね。

・そしてミルヒー@チェルシーアイランド
のだめはシュトレーゼマンの事務所から仕事を受けます。
勝ち誇った様なエリーゼ。
ロンドン響ともう一度、指揮者は別で。←誰!!!!!非常に気になる。松田さんとかだったら面白いのに…。
予定は来年だそうな。
そして遊園地ではしゃぎまくるミルヒーは
「やった〜やっぱりボクはまちがえてなかった〜!」と絶叫
「そして僕は永遠にのだめちゃんの最初の男!」
あぁ、それはずるいわ(笑)
聴力がどうのってどうなったのってやつで
「歳をとると違う超能力が出てくるんデス(僕の場合)」
って末恐ろしや(爆)
「指揮者はこっから!!打倒若い指揮者!!」
とのだめからもらったエネルギーでますますつやつやです(笑)
オリバーからは「どんどん了見が狭くなってますね…」なんてコメントされてます。
けれどもミルヒーの胸中では
 よかったね ふたりとも
 ちゃんと分けて ひとつになった
ここ重要ですね。
これはきっと見つめる視線の先が同じになったということなんだろうなぁと思う。
そう、二人だけの世界だけじゃなくてもっと沢山の人とわかりあえる喜びがあるということ。
そして二人もよりわかりあえる世界があるということ。素敵ですねぇ。
雅之さんのように何かを捨てなければ一途になれなかった…というやり方とは違うものを選びとれたということなんだろうと思います。

・そしてブノア家
モーツァルトのピアノに感慨深く触れるのだめ。
格好はもちろん以前と同じ仮想をしてます。
「魚ちゃーん!そろそろ時間だよ〜!」
とのだめを呼びに来たのはブノアさん。
相変わらず彼も仮想してます(笑)
そして今回の教会コンサートはのだめが出るということで沢山の人たちが詰めかけてます。
ランベール夫人達もきてます。
「いきなりシュトレーゼマンなんて のだめったら さすが私達が見込んだだけあるわね(はあと)」
なんてセレブのホホホという笑いが聞こえます。
そしてリサイタルには
ポールにヤドヴィ、ムッシューもきてます。
そしてW執事の姿も!(ランベール夫人のコンサートのときのロベールさん(笑))
そしてまた前のリサイタル同様、後ろの方で立って聴くのは真一君。
「Bonjour! Je m'appelle "NODAME" 楽しんで弾くので頑張って聴いてくだサイ」
 またそれか
という千秋の突っ込みを最後に堂々完結!

かと思いきやー。
番外編が12/10から連載開始だそうな。
ええええええ。
まぁ、確かにこの二人帰国する予定はないのかなぁ。
どの時系列の話を書くかにもよるんですが…。
のだかんBSは別でやってる部分もあるので私としてはその後の話がやっぱり読んでみたいです。
天ファミみたいに時間飛んでもいいから…。
という感じですかね。

私としては落ち着く所に上手に着地しました。
という感じがしました。
が、日本へ帰ることとか、千秋と共演するんじゃないかということを期待していた方にとっては消化不充分に感じる方もいると思うんですよね。
うーん、そこらへんは番外編に期待します。
私はこの着地の仕方は読者の期待をいい意味で裏切ったんじゃないかなぁと思うんですよね。
この話の軸にあったのは音楽を通したのだめと千秋の行く末ということなんだと思うんですが、
「分ける」ということが忘れた頃に必ず出て来たような気もするんですよね。
そしてその分けるということが具体的にずーっとわからなかったような気もするんですよね。
でもそれが協奏曲ということで果たされてしまうと主題がぼやけてしまう。
音楽の形は様々でそれに「協奏曲」という形に固執することは「分けられてない」ということなのかなぁと。
これからの人生で二人が共演することも当然あると思うんですが、それは番外編で描かれるのかもしれないし、それはまだ楽しみにまっていようと思います。

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by rui-hadsuki | 2009-10-18 00:24 | books〜のだめ雑記
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